自分仕様の脳の使い方で人生を自在に!
房れいなです。

言われたことが忘れられなくて、ずっと怒りや悲しみと言ったうずまく感情に翻弄される・・・

今まさにその渦中にある方や、経験がある方も多いのではないでしょうか?

 

例えば、お仕事だったらお客様からいただいたお声がクレームとなってしまった時だったり、恋愛だったら、過去彼に言われたことや、彼にまつわる誰かに言われたことだったり。

 

嫌な記憶って、誰にでもあるものです。

でも、嫌な記憶を引きずらない人と、引きずってしまう人がいることも事実ですね。

人から言われたことが忘れられなくて、ずっと気分のアップダウンを繰り返してしまうループから抜け出す方法の一つをご紹介したいなと思います♡

 

人から言われたことが忘れられない。過去の嫌な記憶が強烈すぎて抜け出せない。

 

記憶って、実はとても曖昧で、事実に沿わないことが多いのですね。

わたし達の脳は、「その人専用の補正機能」を備えているので、自分が観たいようにしか観ないし、聞こえないし、思い出しません。

まずは、記憶って頼りないんだということを知っておくことが大切です♡

 

思い出すたびに起こっていること

人から言われたことを、思い出す。

とても単純なことのようですが、この「思い出す」中には五感を使っていることが度々多く含まれています。

例えば、聴覚。

実際に「今」言われているわけではないのに、記憶を元に「脳内再生」することで、「今まさに言われている」状態を何度もなんども繰り返し起こしてしまうのです。

 

考えただけで、とっても辛いですよね(涙)

 

同じことをなんども何度も脳内再生することで、その情景が記憶から引き出されて、次は「視覚」を使って鮮明に「今まさに」起こっていることのように受け取るのです。

 

脳って、本当に現実と非現実の区別をつけない臓器ですから、あなたが記憶を引っ張り出せば出すほど、何度も繰り返して臨場感を高めれば高めるほど、現実として実感を伴ってしまうのです。

 

なんども同じことを思い出す時にできること

今回は、「人から言われたことが忘れられない」というテーマですが、「忘れられない理由は何か?」といえば、「なんども脳内再生することで、忘れないようにしている。」というのが単純な答えになってしまいます。

 

れいな
いやいや、完全に忘れたいわ・・・って声が聞こえてきそうですね!

 

そう!忘れたいと思っている「思考」と忘れないように何度も思い出して脳内再生を続ける「行動」。全くもって一致していないのです!!

 

まずは、「あ、一致してないわ!」という所に気づくのが大きな大きなポイントです♡

 

れいな
面倒がらずに、なんども何度も何度でも!気づいてストップです♡癖ですから♪

 

忘れられないのは思い出すのが癖になっているから

忘れたいと思っているのに、思い出す。

自分ではどうしようもなく感じる矛盾点ですよね。ただ、これってただの癖なのです。知らずに何度もやっていたことで、そうすることが当然になってしまっている癖。習慣になってしまっただけなのですね^ ^

 

となると知りたいのは、

girl
そのくせやめたいんですけど!!!

 

イエス。

 

無意識に何度も何度も繰り返してしまうのは、あなたの中でその瞬間の出来事や感情が完了できていないから。

完了したくて、何度も思い出したり、完了させるために忘れないようにしているのですね♡

自分のために自分が無意識にそうしていると考えると、健気・・・(涙)

 

ということは・・・!!!

girl
完了すればいいんだ!

 

イエス。

 

未完了を完了させるタイミング来たる

未完了って日々起こるのです。

POINT

特に、相手主体のゾーンに身を置いていたり、不用意に自分を責め続ける過剰自責、誰かを悪くすることで自分のことを守ろうと頑張る被害者ゾーンでも起こりやすくなります。

 

未完了は、本来完了できることを完了するタイミングを逃していたり、その時は完了させることができなかったから起こるのですね。

そして何度も何度も、同じことを思い出したり、似たような出来事としてやってくるようになります。

 

未完了
そろそろ完了させられる?どう?完了してほしいな♡

 

まさにこんな感じです。

 

完了できない状態では、未完了のことを思い出しても完了することはできませんから、多くの場合は完了できるタイミングで

未完了
そろそろ完了させられる?どう?完了してほしいな♡

 

と、ひょっこり顔を出したりするのですね。

完了してほしくてしょうがない未完了と、実はさっさと完了したい「自分自身」。

REINA
あら!目的が同じになってる♡!

 

完了までの自分主体化のステップ(簡略版)

完了させられる自分だから、未完了を思い出します。

なんども何度もやってきて、正直うんざりなんですけど!!!なんて思っているのは、「さっさと完了させたらいいのに、なかなか完了させない」自分に対してのうんざりであることも実は多くあるのです♡

POINT

長い間未完了として自分の中に据え置いている状態が「コンフォートゾーン」ですから、完了することはその時点は「アンコンフォート」になってしまって、心地よくないものに定義されているのです。がーん!

まずは未完了が「完了させよー!」とやってきたときに、「やめてー!!!」と拒否しようとすると、グイグイきてしまいますから、以下のステップを使ってみましょう。

  1. またやってる!!って気づく
  2. 今起きているんじゃなくて過去のことだ、と思い出す。
  3. 一体どこに(言葉、挙動など)感情が反応しているのかをチェック。
  4. 本当はどういう反応が自分にとって望ましいのかをチェック。

 

これになれたら、

  1. なぜ反応するようになったのか?
  2. 本当は何を言われている(されている)ように感じたのか?
  3. 俯瞰したときに、2で感じていることが事実として起こったのか?

と、自分のことをチェック。

 

先述した通り、記憶は曖昧にできています。

感情や情動が含まれた瞬間に、自分の見たいように観る補正が働くので、俯瞰してチェックするといいですよ♡

 

人から言われたことに自分の感情を乗せない

人の脳が自分の観たいように観る、聞きたいように聞くという性質がある以上、その元々の機能をなんとかするのは今の科学技術ではどうしようもありません。

ただ、自分が観たいように観ている、聞きたいように聞いている、覚えておきたいように覚えている。と脳の性質として知ったら最後♡

上手にその機能を使えばいいのですね^ ^

 

人から言われたことをに感情を乗せるというのは、今までの反応と同じことを繰り返さないことです。

 

「ひどい!!!こんなこと言われた!!!」

と反応したのは、過去の話。

 

反応しないで、フラットでいよう。

と、まずは自分をセットアップして、

なんでひどい!!って私は思ったのかな?

と自分に問いかける。

 

その時に、自分のことを決して低く観ないことです♡

 

自問は脳にとって大好物ですから、ちゃんとあなたの中から答えを導き出してくれますよ^ ^

 

人から言われたことが忘れられなくて、ずっと感情がアップダウンする時、是非じっくり自分と向き合ってみてくださいね♡